今回はロレックス デイトジャスト 116234について徹底的に解説していきます。
デイトジャストはスタンダードモデルの中でも一番知名度が高いと言っても過言ではないモデルになり、更に、バリエーションが豊富なモデルとしても有名です。
概要
デイトジャストが登場したのは今から約70年以上前の1945年になります。この時は文字盤に「デイトジャスト」の記載はありませんでした。また、当初はメンズモデルのみ発売でしたが、その10年後にレディースモデルが登場しました。
デイトジャストは「ロレックスの3大発明」の全てを搭載された初のモデルとなります。「ロレックスの3大発明」は下記になります。
・1926年:オイスターケース
ケースの裏側を見るとわかりやすいのですが、防水機能として確立されたのが1つめの発明になります。
・1933年:パーペチュアル機能
いわゆる自動巻きですね。実は自動巻きを開発したのもロレックスだったんですね。
・1945年:デイトジャスト機能
インデックス部分「3時」の横の小さな窓に「日付」が表示されているのですが、この日付け部分が0時の時点で切り替わるという機能になります。1955年に更に改良され、0時の時点で一気に切り替わるように改良されています。
これらの機能やデザインは今では腕時計としては一般的に思う方が多いと思いますが、その中心的な基礎を創りあげたのがこのロレックス デイトジャストという事になります。
参考定価、素材
参考定価は836,000円ですが、116234は廃盤になっています。現行モデルは126234で参考単価が2パターンあり、オイスターブレスが853,600円、ジュビリーブレスが864,600円となっています。
・素材
ケースがステンレススチールとホワイトゴールド、ブレスがステンレススチールとなっています。
・ケースサイズ
直径が36mm、重量115グラムのメンズモデルですね。
・風防素材
サファイアガラスが使われており、硬度9のひっかき傷にとても強い素材が使われています。
・夜光素材
バータイプ、インデックスにルミノバが使われています。
・ベゼル
フルーテッドベゼル(山形にカッティングされたギザギザなデザイン)となっています。
機能
ロレックス デイトジャストには以下のような機能があります。
・防水機能:100m
・ムーブメント:自動巻き(Cal.3135)
自動的にゼンマイが巻かれるため、「手巻き」に比べると時間が狂いにくいのが特徴です。
・パワーリザーブ機能:48時間
ゼンマイを巻いてから何もしなくても駆動し続ける事が出来る時間を示します。約2日間は放置していても動くという事になります。
・クロノメーター機能
一定の品質・精度を保障するための規格をクリアしており、時計として信用性の高さを表す事になります。
・ハック機能
リューズを引く事で秒針を止める事ができる機能で、時計の時間を合わせる際に使用します。
・振動数
振動数は28,800となっています。テンプと言われる時計の心臓と言われる部品の振動数なのですが、高ければ高い程、正確さも高いと言われています。28,800という数値はとてもよい振動数であると言えるでしょう。
今後も色々なモデルを解説
今回はざっくりとデイトジャストについて解説しましたが、リユース業界の関わる方や、購入を考えられている方等の参考になれば幸いです。今後も色々なモデルを解説していきますのでよろしくお願いいたします。
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