ロレックス エクスプローラー1 214270は「冒険者の名の称号」が与えられている、探検家用のプロフェッショナルウォッチとしても有名な時計となっています。
今回はそんなロレックス エクスプローラー1 214270について概要と機能を徹底的に解説していきます。
概要
1953年に誕生したこちらのモデルは、サブマリーナと同じく、創業者のハンス・ウィルスドルフが生前の間に出たモデルの1つとなっています。
サブマリーナについては下記の記事を御覧下さい。
【プロが教える】ロレックス サブマリーナ 114060の概要と機能を解説!
実はロレックスエクスプローラーは、世に出る前の段階で世界初エベレスト登頂時の装備品としてロレックスエクスプローラーのプロト品が装備されていて、実際に登頂された登山家よりフィードバックを経て、「エクスプローラー1」が完成したという経緯があります。
登場してから60年経過した今でも、メルセデスハンドという短針や、3・6・9の文字盤がアラビア文字が使用されているデザインは変わらず今でも受け継がれています。
サブマリーナと同じく、こちらも正規店であってもなかなか入手できない人気のスポーツモデルの1つと言えるでしょう。
形状としてはスポーツモデルにしては珍しく、シンプルで上品なデザインとなっており、どういった場面でも違和感なく使用できるおススメなモデルとなります。
参考定価、素材
参考定価は687,500円ですが、実は2021年に廃盤になっており、直営店では購入できません。
素材はステンレススチールとなっています。
ケースサイズは直径が39mmのメンズモデルですね。
風防素材はサファイアガラス(硬度9)が使われており、ひっかき傷に強いのが特徴です。
夜光素材はサブマリーナと同じくロレックス独自開発のクロマライトが使われています。それまで使用されていたルミノバよりも約2倍発光するという特徴があります。青色の発光がエクスプローラーのデザインとマッチしてますね。
機能
ロレックスエクスプローラー1には以下のような機能があります。
・防水機能:100m
・ムーブメント:自動巻き(Cal.3132)
自動的にゼンマイが巻かれるため、「手巻き」に比べると時間が狂いにくいのが特徴です。
・パワーリザーブ機能:48時間
ゼンマイを巻いてから何もしなくても駆動し続ける事が出来る時間を示します。約2日間は放置していても動くという事になります。
・クロノメーター機能
一定の品質・精度を保障するための規格をクリアしており、時計として信用性の高さを表す事になります。
・ハック機能
リューズを引く事で秒針を止める事ができる機能で、時計の時間を合わせる際に使用します。
・振動数
振動数は28,800となっています。テンプと言われる時計の心臓と言われる部品の振動数なのですが、高ければ高い程、正確さも高いと言われています。28,800という数値はとてもよい振動数であると言えるでしょう。
今後も色々なモデルを解説
今回はざっくりとエクスプローラー1について解説しましたが、リユース業界の関わる方や、購入を考えられている方等の参考になれば幸いです。今後も色々なモデルを解説していきますのでよろしくお願いいたします。
また、上位モデルのエクスプローラー2に関しては下記で解説しています。
【プロが教える】ロレックス エクスプローラー2 216570の概要と機能を解説!
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