今回はエルメス バーキンの最新真贋情報について解説していきます。
年々、コピー品が進化しており、今まで通用していた識別方法が使えなかったり、ほぼ本物レベルのスーパーコピーというものもある程かなり厄介になってきています。今回は実際にコピー品を使って解説していきますので、参考になれば幸いです。
コピー品の概念とは?
各リユース企業で自社基準を設けてコピーかコピーでないかを判断しています。なぜ自社基準なのかは、そもそもコピー品かコピー品でないかは、ブランド・メーカーだけが判断、断定できるためとなっています。あくまで自社基準となるため、企業によって基準に若干ズレがあるのが現状となっています。
総合的な真贋ポイント
先に解説した通り、あくまで自社基準になりますが実際の総合的な真贋ポイントを数点解説していきます。
昔と現在で通用したのか、これからも通用するのかも含めて紹介していきます。
・ポイント1:匂い
昔:判定可 現在:難しい
約10年ほど前のコピー品はレベルも低く安い革の匂いというものがわかりやすい印象でした。ですが、現在ではコピー品のレベルも上がっており、匂いでは区別が難しくなってきています。
・ポイント2:縫製(ほうせい)
昔:判定可 現在:やや難しい~難しい
縫製はそれぞれのメーカー、例えばエルメスであればエルメスの縫製の仕方というものがあります。その縫製によって見抜く事が可能でしたが現在ではここもコピーのレベルが上がって難しくなってきています。ただ、今でも若干おかしいなと判断できるものも多少あるので、「やや難しい~難しい」という評価になっています。
・ポイント3:金具
昔:判定可 現在:判定可~難しい
物によっては金具部分が無いという物もありますが、コピー品はバリ処理が甘い傾向にあります。バリ処理とは、金属等を加工する時に出来てしまう突起やギザギザをやすり等でなめらかにしていく事で、コピー品はこのような細かな所までは処理されておらず、金具部分を触るとちょっと痛いなと感じる事があります。ただ、スーパーコピー、高価な物はこの点までも再現されているので物によっては「やや難しい~難しい」という評価になってきます。
下記の画像では、金具部分を上から見るとデコボコしているのを目視する事ができますね。
・ポイント4:刻印(字体、ルール)
昔:判定可 現在:判定可~難しい
金具部分であったり商品の内部にさりげなく記されている文字部分の字体で判断する事も可能になってきます。また、新しい商品であればこの辺りに刻印があり、古いものならこの辺りに刻印があると言ったルールも判断材料になるでしょう。
以上のように4つ真贋ポイントを紹介してきましたが、まずは本物を詳しく知る事と、1つのポイントに絞らず総合的に見て判断する事が重要になってきます。
鑑定力を上げよう!
今回ご紹介した物のように年々コピー品のレベルが上がってきています。最近では真贋をしてくれるような道具も出てきていますが、その結果が100%ではありません。最終的にはルーペ等を使って自身の目で判断していく事が重要になってきます。今後も引き続きリユースに関わる事を発信していきますので、よろしくお願いします。
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